【最強寒波】エコキュートの凍結で「朝お湯が出ない!」を防ぐために。今夜からできる3つの鉄則
氷点下の朝、突然の「お湯が出ない!」を防ぐために
1月に入り、各地で厳しい冷え込みが続いています。「最強寒波」のニュースが流れる夜、特に注意したいのが住宅設備、なかでもエコキュート(給湯器)の凍結です。
朝起きて顔を洗おうとしたら、蛇口から水も出ない。シャワーを浴びたいのに、リモコンにはエラー表示……。そんな経験をされた方も少なくありません。実はこれ、本体の故障ではなく、屋外にある「配管」の中の水が凍ってしまうことが主な原因です。
一度凍ってしまうと、自然に解けるまで数時間お湯が使えなくなります。そんな絶望的な朝を迎えないために、今夜寝る前からできる「3つの凍結防止対策」をマスターしておきましょう。
1.今夜からできる!3つの凍結防止対策
外気温がマイナスになる予報が出たら、寝る前に以下の3つを確認してください。
① お風呂の残り湯を「循環口」の上まで残す
フルオートタイプのエコキュートをお使いの場合、これが最も効果的です。外気温が約3℃以下になると、機器が「凍結予防運転」を自動で開始し、配管内の水を循環させて凍るのを防ぎます。
- 鉄則: お風呂のお湯を抜かずに、浴槽内の「循環口(お湯が出てくる金具)」より10cm以上高い位置までお湯を残したままにしておきましょう。
② 少量の「お湯」を出しっぱなしにする
循環機能がないタイプや、給水・給湯配管自体の凍結を防ぐには「水を動かし続ける」のが一番です。
- 鉄則: 台所や洗面所など、どこか1箇所の蛇口を**「お湯」の方向**に回し、糸を引く程度の量(1分間に約200ml程度)を流しっぱなしにします。
- ポイント: エコキュートの電源を切る必要はありません。水が流れていれば、配管内で氷の結晶ができるのを防げます。
③ 屋外の配管の「防寒」をチェックする
意外と見落としがちなのが、屋外の配管です。
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- 鉄則: 配管を包んでいる保温材がボロボロになっていたり、隙間から配管が剥き出しになっていませんか?
- 応急処置: 剥き出しの部分があれば、タオルを巻き付けたり、100円ショップの保温テープを巻くだけでも効果があります。
2.【注意!】もし凍ってしまったら「やってはいけない」こと
万が一、朝起きて「お湯が出ない」状態になっていても、焦って配管に熱湯をかけるのは絶対にNGです。
急激な温度変化で配管が破裂(パンク)し、高額な修理費用がかかる恐れがあります。正しい対処法は、**「自然に解けるのを待つ」**こと。どうしても急ぎたい場合は、配管にタオルを巻き、その上から「ぬるま湯(人肌程度)」をゆっくりとかける程度に留めてください。
備えあれば、冬の朝も怖くない
2026年の冬は、エネルギー価格の変動もあり、住宅設備のメンテナンスの重要性がより高まっています。凍結による故障は、修理費だけでなく数日間お湯が使えない不便を招きます。
今夜、天気予報をチェックして「マイナス」の文字が見えたら、ぜひこの3つの対策を思い出してください。ほんの数分の準備で、明日の朝の快適な暮らしを守ることができます。