お家づくりの必要経費
お家づくりは建物・土地だけでなく、それ以外にも様々なところの掛かってくるお金があります。
なので、まずは自分たちがどれくらい家づくりにお金をかけられるかを知ることが一番大切なポイント!
そこから銀行から借入する金額、自己資金はいくら準備できるのか?
それにより自分たちのお家にかけられる総予算が分かってきます。
総予算がわかったら、土地や建物への予算配分を!と思ってしまいますがその前に・・・
別途で必要となってくる様々な諸経費を差し引く必要があります。
①銀行にかかるお金
銀行で住宅ローンを借りるとき、いくつかの諸経費が必要になります。
金利を固定にするのか?変動にするのか?
でも変わってきますし、つなぎ融資に伴う手数料や金利なども銀行によって違ってくるので確認してみてください。
ローン選びは、金利だけでなく、初期費用の事も考えて選んでみてください。
②火災保険
火災保険は、保険会社によって条件や費用が違ってきます。
建てるお家の構造によっても違うし、加入する年数でも違ってきます。
もちろん保険内容を手厚くしていくほど金額も上がっていきます。
水害被害リスクが高い地域だと必然的に金額が大きくなりやすいです。
なので、このように構造や地域によって火災保険の金額が違ってくるということを知っておいてください。
また、2022年秋に火災保険の大幅値上げも決まっているので要注意です。
③登記費用
土地を購入した場合、“所有者移転登記″が必要になります。
土地購入費用を銀行から借り入れする場合、土地を担保に取るための”抵当権設定登記″費用が必要になります。
家が完成した時に行う登記が、”建物表題登記″と”所有権保存登記″です。
その登記が完了したと同時にその建物にも担保を設定するために、銀行が建物に抵当権の追加設定を行うようになります。
その他、土地の地目が宅地でない場合、”地目変更登記″が必要になったり
その土地に建つ古家を解体する場合、”建物滅失登記″が必要になるのでこういった費用も見落とさないようにしないといけません。
これらの費用も含めた金額が、お家づくりの総予算になってきます。
いざ、お家づくりを考えはじめても、きちんと資金のこと把握していないと後から大変な思いをしなくてはなりません。
お家づくりをはじるときはぜひこちらを参考にしてみてください。