オール電化住宅は災害に弱いのか? | 株式会社 伊地知組

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POST OF THE DAY July 25, 2023

オール電化住宅は災害に弱いのか?

見学会に来られたお客様からもよくお話にあがる“ライフライン”についてお話しできたらと思います。

 

お客様とお話をしていると、この様な質問を受ける事があります。

 

「オール電化住宅だと災害で電気が止まった際、どうする事も出来ないのでその分、分散対策としてガスの併用住宅を計画したほうがいい?」

 

という内容です。

 

この考えは正しいのか?

確かに1つに集中しておくよりも分散しておく方が安心と考える事が出来ます。

 

 

では、実際に考えてみたいのが災害時、どのような順番で復旧作業がされていくのか。

あなたは知っていますか?

 

電気 ⇒ 水道 ⇒ ガス

 

この順番に復旧していきます。

この復旧順は、阪神淡路大震災、熊本地震とともに同じだったと言われています。

 

そして復旧までにかかる期間はどのぐらいなのでしょうか?

 

 

阪神淡路大震災での復旧期間は…

 

電気 … 7

水道 … 84日

ガス … 90日

 

熊本地震では発生から5日後には電機は全面復旧(2日後には半数以上が復旧)しています。

そしてガスは15日後の復旧。

震災で混乱している中で、電気が5日、ガスが15日で復旧する日本の技術力に関心するばかりですが、ガスが電気にくらべると格段に日数が掛かっている事が分かります。

日常の数日間とは違い、混乱の中でのこの違いは大変大きいのではないかと思います。

 

 

またオール電化住宅で普及が進んでいる太陽光発電は、災害時の際には電気を売るのではなく、自家発電に切り替えて使用する事も可能です。

 

特に“太陽光発電+蓄熱電池”の組み合わせは電気を貯める事が可能になり、災害時の際にはかなり有効ではないかと思います。

 

まだまだ容量的に日常生活を送れる程ではありませんが、災害時の際は2日~5日間を計画的に使用するには十分ではないかと思います。

 

“太陽光+蓄熱電池”は以前、価格が高すぎましたが、最近は容量と価格のバランスがかなり良くなってきており、手に入りやすくなってきております。

 

 

また災害の際は水道の復旧にガスと同等の15日前後掛かっており、給水車等の支援もあると思われますが、“水”の確保は電気以上に大変だと聞きます。

 

・飲み水

・トイレ用水

・手洗い、入浴等

 

日頃から緊急時の飲み物確保や、お風呂の残り湯を捨てるタイミングなど生活習慣で工夫する事は大切ですが、災害の際は1日に1人=2Lの飲み水が必要と言われており、常時蓄えてくのが難しいのが現実です。

 

4人家族の場合

  4人×2L = 8L×15日間 =120L+トイレ用水等

 

オール電化に限らずですが、エコキュート等の貯水タンクを使用する場合、360L~460L(2Lのペットボトル180本~225本)のお湯を常時タンクに貯める事が可能となります。

災害の際は飲み水として使用できる事を考えると、こちらも魅力的に感じます。

 

 

色々なことを考えると、オール電化住宅は停電によるリスクは十分にありますが、熊本地震では2日後に半数以上が復旧している事を考えると、防災における総合的なリスクは少ないのではないかと思います。

 

防災の観点からおる電化住宅についてお話をさせて頂きましが、日常の使い方ではガスにも十分魅力がある事も事実です。

 

自分たちの暮らしに適しているのはどちらか?

光熱費や導入費にどれくらい違いがあるのか?

選択には様々な考えがあり、メリットとデメリットの双方を考えながら、検討してみてください。

 

分からない事がありましたらいつでもご相談お待ちしております。